SUSTAINABILITY
サステナビリティ

トップメッセージ

当社は、「デジタルの力でダイバーシティ&インクルージョンがあたりまえの社会を創る」というパーパスのもと、労働人口減による労働需給ギャップの解消という社会課題解決に取り組んでまいりました。今後も日本が持続的に発展していくためには、様々な属性の人たちがデジタルの力を身につけて、活躍し続けられるサステナブルな社会をつくっていく必要があると考えています。

そのために私たちは大きく以下の取り組みを行っています。
①多様な属性の方を正社員で雇用し、DX人財へ育成して、企業のDXを推進する
②多様な属性の方が様々なスキルを身につけていくことで、付加価値を高めていく
③社外の様々な方にDX教育プログラムを受講してもらうことで、デジタル人財を創出する
④無料RPA「マクロマン」を通じて“RPAの民主化“を進めることで、企業の生産性向上に貢献する
⑤地方創生をテーマとして、地域での雇用と企業のDXを推進する

今後も私たちが目指す社会の実現に向け、多様性の受容と公平性の尊重を通じて社員が活躍できる環境づくりを進めると共に、お客さま、パートナー、株主をはじめとする社内外のステークホルダーとのコミュニケーションを通じ、より良いサービスや透明性の高い経営の実現を目指しています。

私たちは、インパクトスタートアップとして、今後は2026年までの中期経営計画や長期経営計画「VISION 2030」の達成、ならびにパーパスの実現において、サステナブルな社会づくりへ貢献していくために、ステークホルダーの皆様と真摯に向き合い、持続可能なESG経営をより一層推進してまいります。

マテリアリティ

マテリアリティ(重要課題)の
特定について

当社はステークホルダーの皆様からの要請と期待に応えていくために「ステークホルダーにとっての重要性」と「当社における重要性」の2つの観点から、優先的に取り組むべきマテリアリティ(重要課題)を以下のStepを経ながら特定しました。

  1. Step1.課題項目の抽出
  2. Step2.当社における重要課題を把握・整理し、重要度を評価
  3. Step3.マテリアリティの特定

これらの重要課題への取り組みを通じて、持続可能な社会への貢献と「デジタルの力でダイバーシティ&インクルージョンがあたりまえの社会を創る」というパーパスの実現を目指します。

コクーのマテリアリティマップ

SDGs

コクーとSDGs
(持続可能な開発目標)

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

コクーは、国連が掲げる持続的な開発目標「SDGs」への貢献を目指しています。
変革の中を生き抜く「人財」の多様化を進め、社会に変化を生み出す「デジタル」と共にSDGsへの貢献を目指しています。

キャリアチェンジの実現&
デジタル人財の育成

未経験者をITやデジタルマーケティング、RPAといったデジタルに特化した人財に育成。人財育成を通じて、働きながら子育てしやすい社会の実現、女性活躍の推進をサポートします。また、サービスの提供により、生産性向上・業務効率化の推進に貢献し、企業の生成発展ならびにより良い社会を目指します。

4 質の高い教育をみんなに5 ジェンダー平等を実現しよう

デジタルトランスフォーメーション

当社が提供しているソリューションにおいて、当社の社員並びに顧客先の業務負荷、精神的負荷を軽減し、働きやすい環境づくりに貢献します。また、多様なキャリアパスや働きかたをつくり、子育てしながら働きやすい社会の実現、働きがいのある会社を目指し、労働力人口の増加、日本経済の活性化へ貢献します。

8 働きがいも経済成長を

環境

環境問題への取り組み

ペーパーレス化の促進

社内文書、請求書等の電子化を進め、印刷による紙の使用量を削減。電子化により業務を効率化することで、社員が働く場所を選び、業務に集中できる環境をつくりだしています。また、各事業においても企業・行政のDX化を支援することで社会のペーパーレス化に貢献しています。

プラスチック削減

来客に提供する飲用水をペットボトルから紙の容器に変える等、脱プラスチックによる環境負荷の低減を目指しています。

社会

社会課題への取り組み

労働人口減による人手不足

日本では、少子高齢化により生産人口が減少し、2030年には人手が644万人不足すると推計されています。

当社は、人手不足という社会課題に「既存人財の活躍」と「DXによる一人当たりの生産性向上」の2軸で取り組み、少子高齢化による人材不足を補い、多様な属性の人がイキイキと働ける社会をつくります。

既存人財の活躍

デジタル未経験者を正社員として雇用し、質の高い教育環境により未経験者を育成し、DX人財を輩出。

DXによる一人当たりの生産性向上

デジタルリテラシーを高め、テクノロジーやデジタルの力で個々の生産性を上げる。

当社の各事業において、デジタル未経験者をリスキリングによりDX人財に育成することで、不足するDX領域への労働移動を実現。また、社会のDX化が進むほどリテラシーギャップが生まれ、ツールが使いこなせない、ツールを使いこなせる人財がいないといった企業の課題に対して、「EXCEL女子」「デジマ女子」「RPA女子」等のDX人財サービスでSaaSツール等の伴走支援を行うことで生産性向上に貢献しています。

女性活躍推進

女性活躍推進企業No.1を目指す

パーパスに掲げる「D&I」実現に向け、ステップ1として女性活躍推進の取り組みを開始。女性がイキイキと働けるよう環境づくりを行い、女性が「デジタル」のスキルを身につけ、一人ひとりが育児や介護などライフステージに合わせた「働きかた」や「キャリアパス」の選択肢をもてるように支援しながら、対象をさらに拡大していき、多様な人材の活躍推進を目指します。

女性活躍推進Vision

女性がイキイキと働き、活躍している社会を創る

女性活躍推進の取り組み

女性に特化したサービス展開
「EXCEL女子」「デジマ女子(R)」「RPA女子(R)」「インフラ女子(R)」等の女性に特化したDX人財サービスを展開。未経験者を正社員で雇用し、需要のあるDX人財に育成することで、多様な社員一人ひとりが様々なライフステージに合わせて自らの能力を最大限発揮して活躍しています。
ママ・パパ社員のための「ふぁみさぽ」
ママ・パパ社員のための「ふぁみさぽ」
子育て中のママ・パパ社員が仕事と子育ての両立を図り、安心して働き続けられる職場環境をつくるためのコクー社内の組織。Family Day、ウェルカムバックランチ等のイベントも開催しています。
ふぁみさぽ|note
女性活躍推進企業No.1を目指す「女性活躍推進委員会」
女性活躍推進企業No.1を目指す
「女性活躍推進委員会」
「社員の現状と正確なニーズ」をキャッチし、女性がライフステージを経て中長期的に活躍し続けられる制度・環境の整備に取り組む。管理職層育成のための研修・イベントの開催や、社員の声をもとにした制度提案を継続的に行っています。
女性活躍推進委員会|note
女性の活躍を応援するメディア「Fem Career」の運営
女性の活躍を応援するメディア
「Fem Career」の運営
20代~30代の悩める女性たちが「自分らしさ」を見つけるために、新しい生き方への出会いやキャリアアップを目指す支援を目的としたオウンドメディアを運営。より多くの女性が活躍できる社会の実現を目指します。
Fem Career(フェムキャリア)

アワード受賞歴(女性活躍推進の取り組みに関するアワード)

Forbes JAPAN WOMEN AWARD

「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2023」企業ランキング第2位を受賞

「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2022」企業部門別ランキング
女性従業員の活躍実感度ランキング 第2位を受賞(101名以上1,000名以下の部)

「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2021」企業部門
(300名以上1,000名未満の部)第3位を受賞

WOMAN’s VALUE AWARD

「第五回 WOMAN’s VALUE AWARD」
企業部門/サステナブル部門 優秀賞を受賞

「第四回 WOMAN’s VALUE AWARD」
企業部門「審査員賞」を受賞

D&I AWARD

「D&I AWARD 2023」D&I AWARD賞
(スタートアップ企業部門)を受賞

女性活躍推進の取り組みにおける目標

女性役員比率50%以上

2021年より始動した役員になりたいと考える社員であれば役職や経験に関係なく誰でも応募することができる、役員育成プロジェクト「PROJECT-C」にも引き続き注力し、2026年までに女性役員比率50%以上を目指します。

人財育成

DX人財輩出企業 No.1を目指す

社員の育成

デジタル未経験者を採用・育成し、ビジネスの基礎やマナーを学ぶ「入社基礎研修」「新入社員フォローアップ研修」から、専門スキルを学ぶ「ITインフラ研修・VeXUS(ベクサス)」「Excel研修」「マーケティングカリキュラム」まで、社員がステージを上げていけるよう学べる環境づくりに注力しております。またキャリアパスは社員自身が選択肢を持てるように、社員の希望により常駐先や他事業部への異動も可能です。

DX人財育成サービスの提供

社員研修で培ってきた研修コンテンツをDX人財育成サービスとして企業・行政等に提供。DXリテラシーから専門分野までDX人財育成に関わる広範囲にわたるプログラムを揃えています。また、コクーの長期経営計画「VISION 2030」においてDX人財輩出企業 No.1を目指し、33万人のDX人財輩出を目標としています。

地域社会への貢献

  • Women in Data Science SHIKOKU主催の「データ分析入門ワークショップ」でレクチャーを担当
  • 「企業訪問学習」において福岡県 星琳高等学校の学生がRPAツール「マクロマン」体験を実施
  • 岐阜県立障がい者職業能力開発校における職業訓練「情報リテラシー講座」を寄付で提供

カルチャー

コクーの企業文化 ー「当事者意識」と「主体的行動」の文化

ミッション「一人ひとりが、会社をつくる。一人ひとりが、未来をつくる。」にも表されているように社員一人ひとりが当事者意識を持ち、主体的行動をすることがコクーの理念であり、企業文化そのものと定義しています。また社員同士が体温のあるコミュニケーションを通して切磋琢磨していくことも重視しています。コクーの文化をより浸透させていくために、2021年に文化醸成のための専門組織「カルチャー推進室」を発足し、会議体の運営や社内コミュニティの形成等に取り組んでいます。

Tsuki-Ichi(ツキイチ)

月に一度、各部門毎に業務報告や技術報告など様々なコンテンツを通して社員がコミュニケーションをとり、交流する会議。

  • 1月-全体Tsuki-Ichi(全社会議)
  • 4月-部門Tsuki-Ichi(各部門)
  • 7月-経営方針発表会議(全社会議)
  • 10月-部門Tsuki-Ichi(各部門)
上記以外の月に「アメーバTsuki-Ichi」(アメーバ毎)を開催
半年に一度、ハーフアワードも開催され、全社MVP、各部門MVPなどの受賞者を表彰

社内イベント

月に一度、部門を超えた社員同士の交流の場となるように社内イベントを開催。「イベント班」が企画・運営を担当している。

<2023年開催>
名前ビンゴ大会、ボードゲームパーティ、お花見会、黒ひげ選手権、
コク縁日、ビアガーデン、クイズ大会、ピクニック、ボーリング大会
コクーの社内コミュニケーション
|note

クリエイティブ
フィールド

ミッション「一人ひとりが、会社をつくる。一人ひとりが、未来をつくる。」を体現する有志の社員で活動する組織。社員が当事者意識を持ち、主体性を持って行動する場となっている。

<クリエイティブフィールドの組織>
イベント班、情報収集班、コクーつなぎ隊、ライター班、制度班、デザイン班、ムービー班、撮影班、イラスト班、オフィスメイク班、情報セキュリティ班、社歌プロジェクト、Manners、ふぁみさぽ、アカデミー事務局、SOLA<計16>

コクー部活動

社員同士のつながりを強めることを目的に発足。役員も自ら部活動を立ち上げるなど、趣味や共通点から部門を超えての交流が生まれている。

<部活動>
写真部、軽音部、DJ部、ゴルフ部、食べ歩き部、ワイン部、ディズニー部、FAMILY CLUB、ヘルスケア部、紅茶部、もくもく自習部、eSports部、珈琲部、クチコミ部、ペット部、ラデラデヨガ部、散歩部、ナゾトキ部、パパママサークル、フットサル部、ゆる硬式テニス部、キャンプ部、ちっちゃいものクラブ、スポッチャ部、日本酒部、ポケモン部、野球・ソフトボール部、たっきゅう部、ボディーメイク部、スノーボード部、ビール部、キャッチコピー応募部、パフェ部、WIZARDING WORLD部、コピーダンス部、バスケ部、チョコミント部、麻雀部、サウナ部、カラオケ部、国際文化部、K-POP部、コスメ部、VBA研究会、映画・海外ドラマ部、競技かるた部、読み合わせ部<計47>

コクーの部活動|note

ガバナンス

リスクマネジメント・コンプライアンス

ESGデータ

雇用及び雇用関連

2020事業年度 2021事業年度 2022事業年度
社員数 306 410 594
社員数(男性) 87 91 116
社員数(女性) 219 319 478
社員における女性比率 71.6% 77.8% 80.5%
管理職における女性比率※1 41% 51% 53%
平均年齢 32.4歳 31.8歳 31.6歳
  • ※1 管理職:チームリーダー、グループリーダー、マネージャー以上の社員

雇用及び雇用関連

2020事業年度 2021事業年度 2022事業年度
有給休暇取得率 51.9% 58.0% 63.2%
残業時間 15.3h/月 15.2h/月 13.4h/月
女性育児休暇取得率 100% 100% 100%
男性育児休暇取得率 66.7% 50% 50%
育児休暇復帰率 100% 100% 96.7%
PAGE TOP