皆様、新年あけましておめでとうございます。 旧年中は格別のご支援お引き立てを賜り、心より御礼申し上げます。
2019年の国内経済は、戦後最長の景気拡大期間を更新し、 企業収益や雇用環境の改善に伴い緩やかな回復基調にある一方で、 米中貿易摩擦の長期化や消費税率の引き上げ等により、 成長の継続性については、先行き不透明な状況で推移しております。
IT・人材業界を取り巻く環境においては、本格的な労働人口減社会に入っていく中で、 専門人材の不足がより深刻となってきており、今後も需要は大きいと感じております。 また、今年は5Gの商用サービスも開始されるので、今後は様々な業界で デジタルトランスフォーメーションが活性化されてくることが予測されます。
私たちは「人財×デジタル」領域にて事業を行っていますが、 飛躍的な成長をしていくためには、二つの視点でみていく必要があると考えています。
それは、「深化」と「進化」です。
「深化」とは、既存事業の深みを増す(よりレベルアップ)していくことです。 もっとも注力していくのが、採用です。 私たちの理念やビジョン、そしてカルチャーをより醸成し、 それを適切なヒトに適切なカタチでプロモーションしていくことで、 圧倒的な採用力を身に付け、よりよい成長のエコシステムをつくっていきます。
「進化」とは、+αです。新しいことへの挑戦です。 人財サービスのノウハウを活かしたデジタル事業への挑戦がその一つです。 昨今成長が著しいRPAやデジタルマーケティングなどの伸びていく分野に水平展開しつつ、 多角化事業として挑戦している不動産テック「REALVOICE」など、 企業の業績や生産性向上に、デジタルで貢献できるサービスを創っていくことは、 これからの企業成長の重要な指標となっていきます。
2019年は、創業元年として飛躍的成長のための準備の年となりました。 2020年も、社員一人ひとり(CO)が、最高執行責任者(COO)として、 当事者意識を持って取り組みながら、大きな成長を遂げていく年にしてまいります。
「感謝を忘れず、笑顔を絶やさず」
どうぞ本年も宜しくお願い申し上げます。
コクー株式会社 代表取締役社長 入江 雄介